夏休み川崎市チャレボラ活動支援をしました。

段ボールで水を運ぶ?
段ボールで水を運ぶ?

 8月20日。夏休みも余すところわずかとなりました。今日も暑い一日でした。
恒例の川崎市チャレボラ2013 「災害ボランティア体験」コースが、川崎市立養護学校で行われました。
この主催は川崎市社会福祉協議会が行い高津社協は毎年「災害ボランティア体験コース」を担当しています。
3年前からご縁があってざま災害ボランティアネットワークが実技編を担当させていただいています。
今年は定員36名の募集に37名の応募がありましたが、結局、参加したのは34名でした。暑い中での参加でしたが熱心な受講姿勢には感心させられました。今年の特徴は、中学生が8割ということでした。

 これは、社協さんが災害時にはリーダーの指揮のもとで地域の見守りや、お手伝いをしてくれる力は「中学生」だということに気づき区内の校長会に働きかけて参加者を募った結果のようでした。

 体験課目は、炊飯袋による炊飯準備、消防署による「起震車」での地震の揺れの体験、水消火器の操作体験を行いました。その後、災害時に必ずやらなければならない「水運搬体験」や、ブルーシートと物干しざおを使った簡易三角テントつくり体験、炊飯作業の見学などを行いました。

 昼食は、自分たちで準備、炊飯したご飯でおにぎりを作って、ふりかけをかけて食べました。
昼食後は、日赤奉仕団の指導で「三角巾」の使い方、応急搬送体験を行いました。
その後、教室に戻って、災害を考えるということからスタートしました。突然「緊急地震速報」の警報音が流れました。参加者全員、私を残して見事にShakeOutの行動を取ることが出来ました。
その後、今日の体験学習をまとめるワークショップを行いました。今年は、川崎市直下でM7.3の地震が起きたことを想定して、班ごとに課題について話し合いました。①は「水」について考える。②は「トイレ」について考える。③は「食べる」ということについて考える。④は「情報」について考える。⑤は「ペット」のついて考える。⑥は「明かり」について考える。という課題について各自、思いつくことをポストイットに書き出して整理する方法でまとめてリーダーに発表してもらいました。
時間が足りない部分もありまとめ切れない部分もありましたが、今日の体験をもとに一生懸命考えてくれました。暑い中 長い時間「災害のこと」を考えたことは君たちの今後にきっと役に立つと思います。ご苦労様でした。最後に社協の副会長から、地域を守る力は「常日頃からのお付き合い」だというお話がありました。..支援してくださった区内団体やSLの方、ZSVNのメンバーの皆様ご苦労様でした。

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