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第6回ぼうさいカフェがスタートしました(終了しました)

新年あけましておめでとうございます。

(ちょっと遅いかもしれませんが、今年もメンバー一丸となって取り組んでまいりたいと思います)

 

1月15日から20日まで。座間市の冬の風物詩となった「ぼうさいカフェ」が座間市役所1階 市民サロンを会場にスタートしました。この企画を実現するために正月の気分が抜け切れない時期からメンバーで準備を重ねて今日を迎えました。

 

今年も、私たち、ざま災害ボランティアネットワークは愚直に

 事前防災である「家屋の耐震診断とその対応」+「家具の固定の実施・配置を考え

  る」+「ガラスの飛散防止」技能の普及

 災害対応行動として、「食う」、「出す」、「飲む」+「情報の確保(電力」

  の啓発・普及活動に取り組んで行きます。

 

「ぼうさいカフェ」は、6年前から段階的に進化しながら行われてきました。

現在の形になったのは4年前でした。

どうせやるなら、淹れたてのコーヒーやお茶を飲みながら、来場者の方とゆっくりと「災害について」お話をできるようにしたらどうだろうかというメンバーの発案をもとに座間市の担当課と調整して行うことになりました。

当初は、このようなイベントに真冬のこの時期に市民の方が来てくれるのかという意見もありましたが、この4年間の平均では期間中に延べ600人の方々の参加実績があります。

 

初日は、あいにくの天候が不順ということもあって出足が良くなかったのですが・・・・隠し玉を用意しました。

それは、神奈川県では有名番組であるFM横浜の情報番組 「THE BREEZE」 の人気レポーターである「藤田優一」さんにおいでいただき15日~20日の「ぼうさいカフェ」、と1月24日、25日 「SL災害ボランティアネットワークかながわ」が関係団体と共催する「防災ギャザリング」のPRをしていただきました。

開場は、ざま災害ボランティアネットワークメンバー並びに来場者の方々で20年前の「阪神淡路大震災」でお亡くなりになられた方々への黙とうを行って開場しました。会場内に早くもコーヒーの香りが漂う始めていました。

 

放送は、10時 おなじみの「はぁ~いフジタでぇ~す」で始まりました。

先ず初めに、「ぼうさいカフェ」の目的と私たちの減災活動と災害対応活動の「思い」を話させていただきました。

2日後の1月17日には都市型大規模災害として記憶されている「阪神淡路大震災」から20周年を迎えます。

その後の幾度の災害を通じて感じ私たちが感じたことは、現在、私たち座間市の防災活動の基本的な考え方として掲げている「生き残らなければ何も始まらない」という言葉に凝縮されていることを話しました。

 

これを受けて座間市安全防災課の職員である坂本さんが、この「思い」を実現するための訓練として3年前から取り組んでいる「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト・プラス1 2015 in ZAMA」について話しました。

実は、3年前の神奈川県で初めてのシェイクアウト訓練の時のPRにも藤田さんにレポートをしていただいておりました。今年も、1月23日午前11時に全市を挙げて活動への取り組みの最中であり参加登録目標を5万人と設定して進めています。放送時のいまの登録人員は4万9千900人でありおそらく本日中に目標の5万人に達するものと思われるとの話をしました。

 

私たちざま災害ボランティアネットワークは、「継続は力なり」ということを心底感じています。

一人ひとりの災害に対する意識の積み重なりが今日現在の4万9千という数字になっているのだと思います。この数字は、座間市の昼間人口の50%になります。もし座間市に大規模な地震が起きたとしても、半分の市民の「いのち」が無事であれば、災害後の復旧は驚異的に早いはずですし、近隣市町への支援もできると思っています。まだ、参加登録が終わっていない市民の方へ呼びかけをして終わりました。

 

気が付くと、玄関の周囲には藤田さんの番組のリスナーの方々が集まってサインをいただくのを待っているのです。残念ながら私のサインを欲しいという方はいらっしゃいませんでした。

また、放送が終わるか終らないうちに来場者が急増したのです。メディアの力を改めて感じました。

 

11時30分からの放送は、同じく「はぁ~いフジタでぇ~す」で再開されました。

今度のテーマは、藤田さんから私へ街中で地震の揺れを感じた時の対応について質問がありました。様々な場面が想定されますが「スーパー」などで買い物中であれば、直ちに商品棚から離れて買い物籠などで頭を守り低い姿勢を取ることを話しました。

また、ビル街などで歩いている場合には、怖いのはいわゆる「ガラスシャワー」による被害防止です。手にしているバッグなどで頭を守り、近くの頑丈なビルに駆け込んで同じく低い姿勢を取り揺れが収まるのを待つことを話しました。(ちょっと緊張していてこの通りに話すことが出来たか心配ですが・・)

 

その後、1月24日の9時30分から横浜市民防災センターと沢渡公園を会場にして開催される「防災ギャザリング」についてのPRをさせていただきました。この企画は、神奈川県内で活動している災害ボランティア団体のメンバーが集まってそれぞれ得意な「技」を市民の方に体験を通じて覚えていただくという活動です。

また、翌25日は横浜市鶴屋町の「県民センター」2階ホールを会場に、13時から南相馬桜井市長をお招きして、3・11の時の南相馬市で起きたことについてお聞きする講演会についてのPRをさせていただきました。

放送終了後、藤田さんとツーショットの写真を撮っていただきました。藤田さん本当にありがとうございました。

 

「ぼうさいカフェ」は冷たい雨にもかかわらず今日(15日)は、120名の参加をいただきました。また、会場でシェイクアウト訓練への登録の受付もさせていただきました。すると、安全防災課から5万人達成という連絡をいただきメンバー全員で「歓声」をあげました。この分ではおそらく5万2千名を超えるかもしれません。

「ぼうさいカフェ」は、土曜日、日曜日はお休みです。16日、19日、20日まで開催します。

ぜひたくさんの方々においでいただき「災害を自分のこと」として捉えて行動に移してくださればありがたいです。

 

また、私たちと共に活動をしている、愛川町にIさん、茅ヶ崎市のMさん、大和市のEさん、戸塚区のMさんにもお越しいただけました。ありがとうございました。このような平時の「つながり」がいざという時に力となるのだと思います。真のつながりとはこのようなものですね。しみじみと感じました。