6月25日 午前13時から座間市立東原小学校を会場に、避難所運営委員会設置支援事業の一環として「避難所開設検証訓練」が行われました。しかし、東原地区にお住いの方々には申し訳ないのですが、この地区は他の市内地区に比較して災害に関する関心の度合いが低いのです。これは、相模台地の平坦な地域に開発された地域といいこと、工場地帯で空間が大きくあること、芹沢公園という広い公園があるということから、なんとなくここは災害が来ても大丈夫だという先入観があったことからかもしれません。
ざま災害ボランティアネットワークはこの地域の、東原コミセンとは地区社協さんと早くから連携して講座や訓練を展開してきましたが、自治会会員の参加やさがみの駅周辺の自治会や、246号線を渡った芹沢公園側の動きは芳しいものではありませんでした。
今回の、事業開始に先立って事業説明会をさせていただきましたが、たくさんの役員の方の参加はいただけたのですが、「なんで?」、「1年たてば役員交代になるから・・・」という空気が色濃く漂って重苦しい会議になりました。そこで、今回は、委員会云々よりも「避難所開設」とはどのようなものなのかを展示しながら学んでいただくことにして行いました。
たまたま、この日は、午前中子供会のイベントがありこの子供たちにも見学、体験をしてもらうことになり結果としては和気あいあいの訓練?になりました。
確かに、地区自治会連合会の役員の方々が「動員」をかけられてようで参加者は多かった(約200名)のですが、作業は市職員が中心に行うのを遠巻きに見学しているようでした。まだまだ、災害を「自分たちのこと」としてとらえていないようです。再度、委員会の設置に向けて事業を行い機能する委員会を作らなければならないと感じました。
梅雨の合間の晴天にも恵まれて、参加した子供たちは元気に楽しんでくれたようです。これも一つの体験だったと思えば収穫だったと思います。
参加してくださいました方、ご苦労様でした。
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