コミュカフェLINKSがオープンしました

　私たちの永年の夢だった「まちなかぼうさいカフェ」が実現しました。

「まち」の中で「減災」「発災時のいのちを守る」「災害対応」などの情報を発信できる場所が、「認定特定非営利活動法人きづき」とコラボして実現することが出来ました。

6月8日（月曜日）オープンしました。

もう少し早くにオープンすることを目指していましたが、新型コロナウイルスの感染予防を考えて今日になりました。

小田急線相武台前駅南口から線路に沿って小田急相模原方面へ6分ぐらい歩いた場所です。カウンター、いす席30名程度のお店です。（コロナ感染防止のため現在は入店人員を制限させていただいています）

　「きづき」は、自立生活支援を行う活動法人です。現在、座間中学校通りにお店がありますが、支援事業を広げるために新たに出店しました。この世の中には、社会人として生活をしてゆくことが困難な方が少なからずおります。この人たちが一人前になって自立した社会生活に入ることが出来れば、福祉面でも社会に貢献できます。

　このお店は「コミュカフェLINKS」という名称の通り、コミュニティの中の交流の場所の機能を持たそうということで、様々な計画を持っています。

ざま災害ボランティアネットワークは、災害の情報発発信基地として「災害」に付随する情報の発信基地として活用する計画を推進しています。

 

　店内には、「本気防災　そなえ亭」という防災グッツを展示・販売するスペースを作りました。現在は、「非常用炊出し袋」、「セーフティーランタン」、トイレパックの3つの品物を展示販売しています。

　「非常用炊出し袋」は、現在、座間市社会福祉協議会様の協力を得て座間市役所地下の売店で販売していますが、また市内に1拠点を増やしました。

 

　多くの方は、災害に備えて「レトルト食品」「アルファー化米」などを備蓄されていますが、賞味期限管理が出来ずにいつの間にか気が付くと期限切れになってしまいます。

しかし、日本人には「米」があります。

　最近はどこの家でもカセットボンベを使ったコンロがあります。電気が止まってもこれと、この袋さえあれば、お米を入れて簡単に食事ができます。パスタを入れればおいしいパスタ料理もできます。

ホットケーキミックスを入れれば蒸しケーキが出来ます。その他、工夫次第では副食もできます。ぜひ、購入して備えてください。

 

　その他、災害時に一番大変な「出す」ことに備える知恵も展示販売しています。

首都直下地震について様々な情報が交錯しています。どんなに科学が進んでも、まだ地震予知はできないのが実情です。首都圏でM7クラスの地震が起きれば、電気は遮断、喪失してしまいます。

　その時に、座間では何日間停電が続くのでしょう。これだけは予想できませんが、過去の災害を観ればどうなるかわかります。おおむね7日から10日は通電できないと考えなければならないと思います。

その時、水が止まります。するとトイレも使えなくなります。灯りもなくなります。

 

　2019年の秋には房総地区では長期にわたって電気の供給が止まってしまいました。それ以上の状況が想定されています。乾電池はありますか？　乾電池でスマホは活かせますか？そのような時の対策グッズも展示し体験できるようになっています。

 

　また、この場所では、コロナ感染症が収まらないと難しいですが、災害に対するワークショップや、展示・体験セミナーや教室を開催します。

災害をわがこととしてかんがえなければ なりません。

　

　今回の新型コロナウイルスの件は「災害」です。多くの方が生活を継続できなくなってお困りです。

もし、今大規模な地震が来たら、避難所は使えなくなるというか、行かない方が安全なのです。私たちが目指していることは、「災害時に避難所に行かないで済む平時を作る」ことこそ究極の「自助」だとおもっております。

そのようなことを・・・「災害を自分」そして「家族のこと」として行動できれば苦しまなくてもよいのです。私たちの想いは、避難所に行かない災害対応行動が出来る地区を作り出すということです。ぜひ、一度お越しください。

 

　ざま災害ボランティアネットワークのメンバーは、常駐ではありませんが、事前にご連絡いただければご説明をさせていただきます。

このお店が「災害を話材にできるサロン活動」の拠点にしたいと思っています。よろしくご愛顧ください。

また、随時情報発信させていただきます。