大変遅くなりました。
公社SL災害ボランティアネットワークの企画として組織内で提案されました、新型コロナウイルスの感染拡大に備えて、私たちSLメンバーの手で「感染症予防ガウン(代用品)」を製作して、必要とされる場所へ寄贈して備蓄に取り組もうということになりました。
この組織内提案を受けて、ざま災害ボランティアネットワークは、座間市と連携してこの活動に入ることを決めました。
7月中旬、座間市より3か月間の長期にわたって作業所をお借りして、鋭意取り組んで参りました。
この活動資金は、すべて市民の方々、企業、団体の方々、SL会員からのご寄附によって賄わさせていただきました。
当初は、材料の不織布も比較的安価に納期も数量にも制約なく入手できましたが、8月中旬ごろから、価格が急騰すると共に、販売制限もかかり、作業が停滞することもありましたが、プロジェクト参加メンバー全員が共に汗を流して9月29日までかかって、座間市分として約1800着、柏市作業所は約500着を作り上げることが出来ました。
座間市については、座間市並びに座間市社会福祉協議会へ寄贈させていただきました。
柏市は、柏市社会福祉協議会を経て関係先へ寄贈されました。
11月の終わりを迎えて、感染拡大が広がり、おそらくこの時期からこのような活動はとてもできなかっただろうと思っています。少なくとも、両市は、災害が起きた初動期の感染拡大予防、作業者への安心を与えられると思っています。
この先、このウイルスがどのような動きを取り、政府がどのような対応を取るかは、我々ボランティアがとやかく言うものでないと思っていますが注視してゆきたいと思っております。
全ての、計算を終わり第一次活動の精算が出来ましたので、関係いただきました皆様へホームページを使わせていただきご報告させていただきます。貴重なご寄附のお金です。大切に使わせていただきました。ありがとうございました。
追伸:この活動に対して、公社SL災害ボランティアネットワークは、社会デザイン学会より団体奨励賞を授賞することが出来ましたことを合わせてご報告させていただきます。
微力ですが、私たち災害救援ボランティアは地域に根差した活動を続けて参ります。今後とも引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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