ざま災害ボランティアネットワークは、2024年1月の地震災害被災地への応援活動に取り組んでいます。
1月の地震から立ち直ろうとしていた能登地方に9月には集中豪雨に見舞われ水害被災地になってしまいました。
そこで、能登半島地震の被災地へ少しでも元気の応援に取り組もうと当団体は、未使用のタオル類の詰め合わせセット、水害で清掃に必要になる雑巾類、ウエス類、ガラ袋、土嚢などを市民の方々に呼びかけて募集をしました。
座間市は市内の公共施設が順番に改修工事に入っておりなかなかこのような活動をするスペースがなかったのですが、座間市くらし安全部危機管理課のご協力を得て座間市総合防災倉庫の2階のスペースをお借りすることができました。
早速、市内の施設などにポスターなどを貼りださせていただき募集を行いました。
合せて、市内のいくつかの小学校、中学校にお願いをしてそれぞれのパックに入れる被災された方々への「応援メッセージカード」を封入させていただきました。
私たちは、過去にも2011年3月の東日本大震災支援、西日本豪雨災害などに際しても、同様の企画を行い多くのタオル類、毛布類、時にはカレンダーなど贈らせていただいてきました。
その際に心がけてきましたのは、まず初めに受けとる窓口を決めさせていただく。送る物資の分別、配布作業に被災された現地の職員の方々の負担にならないことゴミになるものを送らない。物を送ると同時に「応援しています」という生の想いをお伝えして復旧、復興までの不安な気持ちを少なくさせていただくツールとして「手書きの応援メッセージカード」を添えることに心がけてまいりました。
これは、20年前の中越地震の際に、現地に入って活動をさせていただきました時に感じた想いから考え出した方法です。
確かに物を贈る行為は善意にあふれた行動だと思います。でも、被災地へものが集中することは、被災自治体の関係者の方々に大きな負担をかけることになり、その反省から災害から数年後、「被災地は物はいらない」という小冊子が出されたことを記憶しています。また、日本郵便の被災地物資の取り扱い方法が変更になったと思います。この経験を踏まえての方法を取り入れて活動をさせていただいています。
おかげさまで、今回の募集は、受取先はすでに決めてあります。突然の衆議院選挙というアクシデントがありましたが、総数では
未使用のタオル類:約1200枚、雑巾用のタオル類:1500枚、ウエス類:約700枚、合計で3400枚を提供していただきました。このほかに土嚢袋、ガラ袋などもあります。早速、現地の受け入れ先と調整して送り込み作業を行います。
未使用タオル類につきましては、この後、2回目の当団体の独自の活動である「被災地支援たい焼きプロジェクト」活動を計画しております。現地で「黄金のたい焼き」に添えて、タオルパックを座間市民方々の気持ちとして届ける計画でおります。
被災地を思う気持ちは、「防災教育」につながると信じています。やがては、この地も大きな災害を迎える想定があります。
その時に、このような災害の応援を通じて学んだ災害から被害を少なくするという行動、私たちの掲げる「頑張らない防災」のいくつかの項目の「家や家具が壊れて犠牲にならない」、「6つの備えの行動化」への取り組みの実践を通じて、座間市の被害を最小限に抑えられれば良いなと思っています。
提供いただいた市民の方々に感謝を申し上げます。ご協力ありがとうございました。
また、作業のお手伝いをしてくださいました市民の方の作業ボランティアの方々にも感謝いたします。
★6月に活動に入りました珠洲市のたい焼き活動の写真、能登半島地震・水害応援缶バッジ募金の写真もUPさせていただきました。
本能登半島支援「たい焼き」活動は災害ボランティアNPO活動サポート募金の支援を受けて取り組んでいます。
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