座間駅前イルミネーション「たい焼き」に参加しました

2024年も余すところ1か月ですね。

1月1日16時10分に発災した「令和6年能登半島地震」からスタートした年でした。災害救援活動ボランティア団体としては今年は本当に気を病んだ年でした。

 

史上最悪の高温の夏。多くの方々が熱中症で救急搬送されました。筆者も街中で2名の方を救急につなげました。

座間市でも3市(座間・海老名・綾瀬)連携で救急車の運用を行っていても「救急車が足りない」ということで緊急情報が発出されました。

 8月8日には 日向灘で起きた地震をきっかけに「南海トラフ巨大地震注意報」が発令されました。あまりこのようなことに関心を持たれない市民の方は驚きを隠せないようでした。災害対応の普及活動を行っている私たちには、このような日がいつかは来るという気持ちがありましたので、ついに来たのかな?という気持ちでしたが2週間の観察機関を経て解除されました。

町のホームセンターの店頭からは、飲用水の段ボールの箱や懐中電池が消えてしまいました。

正直、私たちは時々このようなことがあっても良いのかななんて言う不謹慎な思いもこみ上げてきました。

その中で私たちは6月に、能登半島 七尾市及び珠洲市に、11月には輪島市町野町、門前町の仮設住宅を訪問して「たい焼き」の提供をしてきました。能登半島では9月21日に600ミリを超える集中豪雨に見舞われて仮設住宅が浸水するという複合災害が発生しました。

これを受けて私たちは、市内へ呼びかけを行い「タオル」や「雑巾」の供出をお願いしました。

また、市内の小中学校にお声掛けをさせていただき「応援メッセージ」を書いてもらいました。いただいたタオルを小分けにしてその袋の中に応援メッセージを入れて仮設住宅であたたかな「たい焼き」に添えてお渡しさせていただきました。

 

このような災害の活動にはお金が必要です。ボランティアと言えども生活を抱えながらの活動です。

すべての資金を自己負担というわけにはまいりません。こうした活動資金を確保するためには、市内のイベントに出店をお願いして活動資金を確保させていただいています。

 

今日の活動でもたくさんのお客様から頑張ってくださいというお声掛けをいただきました。また、併せて並べておりました「能登半島地震応援缶バッジ募金」にもご協力をいただきました。ありがとうございました。

皆様にとって良いクリスマスが来ることを願っています。

また、年が開けましたら被災地へ応援に入りたいと思っています。ご支援ありがとうございました。