SL講座・訓練

災害救援ボランティア養成講座 神奈川第74期県央・相模原講座が終了しました。
SL講座・訓練 · 2023/02/13
コロナの中で不自由な活動を強いられてきましたSL災害ボランティア養成講座 神奈川第74期県央相模原講座が 少し緩和された状態で行うことができました。また、10名の新しいSLが地域に巣立って行きました。
災害救援ボランティア養成講座 神奈川第74期県央・相模原講座が終了しました。
SL講座・訓練 · 2023/02/12
コロナの中で不自由な活動を強いられてきましたSL災害ボランティア養成講座 神奈川第74期県央相模原講座が 少し緩和された状態で行うことができました。また、10名の新しいSLが地域に巣立って行きました。
神奈川72期災害救援ボランティア養成講座が終わりました
SL講座・訓練 · 2021/08/01
2021年夏のSL災害救援ボランティア講座は7月17日、18日そして31日と予定の3日間のプログラムを修了しました。今回の募集はコロナ感染予防を念頭に置いて通常は30名の募集ですが20名の枠で募集をしました。暑さにもめげずに全員定められたプログラムを受講しめでたく20名の新しいセーフティーリーダー(SL)が誕生することができました。 座間市連携、県央、相模原講座も開催して5回目ですが、ようやくPRが浸透してきたのか快調な応募者があり予定の20名の受講生に受けていただけました。 7月30日 政府はコロナの感染拡大を防止するということで1都3県に再々度、緊急事態宣言を発出するということになり最終日の31日のプログラムができないかもしれないと緊張していました。しかし、消防本部の計らいで予約済みの分は、一段の感染防止対策をとることの条件の下で催行可能という連絡をいただきホッとしました。  ここ数日、先日の妙な航跡を描いて宮城御県に上陸した台風の影響で天候が安定せずに、前日の30日、座間市でも久しぶりの雷と突然の豪雨が来て、突然レベル4の避難指示が発令されるなど心配しましたが、朝起きるとすがすがしい朝を迎えることができました。 今回のプログラムの内訳は 17日はSL災害ボランティア推進委員会の澤野委員長から「災害救援ボランティア概論」を受講しました。 神奈川県暮らし安全防災課災害対策担当の方の神奈川県の地域防災計画を中心にお話がありました。 丁度、災害対策基本法が5月に改正されて住民にも意味がよくわからなかった「避難勧告」がなくなって、レベル3は「高齢者等避難」行動として、レベル4は「避難指示」に変わりました。 これによって、レベル4の中に混在していた「避難勧告」と「避難指示」の並列状態がなくなり、「避難指示」に一本化されました。(指示通りに、避難するかが課題ですが・・・) そしてレベル5はすでに「災害の中にある」ということで各自が命を守る行動をとるという区分になりました。 これらのほか、神奈川県の災害対策全般について県が行うもの、基礎自治体が行うものの切り分けについて話がありましたが・・・また、末端の自治体ではなかなか国や県が描く姿が見えにくい部分が残っているように感じました。 まあ、「県という位置づけ」が国と基礎自治体の間に挟まれてしまっている感じを強く持ちました。いずれにしても最終的には基礎自治体が定める「地域防災計画」を明確にして、責任を持てるように予算をおろしてくれるといいなと感じました。(あくまでも個人の感想です)                昼食をはさんで、「ワークショップ発災後の3:3:3」を行いました。本来であればテーブルを囲んで各グループの参加者同士が意見交換しながら発災直後の3分間をイメージして、誰が何をするのかということを確認しあい、ついて発災から3時間の間には何をするのかについて議論を重ねます。さらに1日後、2日後、3日後の、私たち市民が担う役割を確認しあうワークショップです。この討論の中から、今まで自分が考えてもみなかったことが見えてくるのです。また、何が何でも最優先だと思っていたことよりも大事なことがあることに気づくことになるのです。つまり災害時のそれぞれの人の「マイタイムライン」を考えるワークショップです。しかし、コロナ禍での研修となるとなかなか向かい合って議論できる状況でないので受講生毎に自分が取るであろう行動をシートに書き出して、読み合わせるという方法で進めざるを得ませんでした。非常に残念ですがこれ以上の接触を増やさないようにワークショップの形も変えてゆかざるをなませんでした。まあ、2月の講座は、リモートで行ったことに比べれば多少は前が見える状況なのかなと思いました。 翌18日、2日目のプログラムは 午、減災普及活動に取り組んでいます。往々にして知識を学び終わってしまう方も多いようです。しかし、私たちは、OJT訓練手法で学ぶことが大切だと思い取り組んでいます。その根本の考え方は、様々な考え方はあるかと思いますがOJT訓練の根底に流れる、私たちの大先輩であります山本五十六氏の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」に沿う研修を展開することを目指しています。ざま災害ボランティアネットワークの訓練機材を持ち込んで初歩的な部分の指導をさせていただきました。 多くの防災研修専門家といわれる方を拝見すると、本当にご自身が実践されていらっしゃるのか?と・・・感じるときがあります。私たちSLは、先ずは自身の「いのち」、家族の「いのち」を守ること。そして、何かあったときには、どこにいても常に携行している災害対応のグッズを用いて対応することが目指しています。「あーっ家に帰ればあるのに・・・」という後悔をしないことが大切です。このことは大切なことというより、信頼を受けるためにも必要最低の条件だと思っています。 その後、SL活動の中での危険回避や災害時の安全と衛生を学びました。ボランティアは特攻隊員ではないこと、何よりも活動は自己完結を心がける、ボランティア活動保険には加入することなどについて話がありました。 続いて、普通救命講習を行いました。コロナの感染予防を行うということからこれも向かい合って行うことができないのでいつもの講習とは感じが違いました。 最終日の31日は、朝から良い天気でしたが、朝の集合前に突然にわか雨が降ってきました。これには深いわけがありますが敢えて書きません。さすが・・と感心するばかりでした。 1限は「火災の話」ということで、意外と知られていない「火災の定義」から始まる「目からうろこ」の研修です。なかなかよそでは聞くことができない座間市消防本部の伝統的な講話でした。今年度から新しい職員の方が担当されましたが伝統は脈々と繋がっていました。 次いで神奈川災害ボランティア推進委員会の副会長をお願いしている講師の方のお話しでした。元職は県の防災担当職員として長く務められてきた方です。元職の頃から公務員には珍しく地域での防災活動する活動者とも交流を持たれており「公の考える防災行政の考え方と」と、災害救援活動に関わるボランティア活動者の気持ちをよく理解していただいてきました。 これから地域で減災対応活動に取り組むことを目指しているボランティアの人にどのように取り組んだら「公」と共に活動できるかという観点からの裏話的な興味深い話でした。私事で申し訳ございませんが、私も親子ともどもお世話になりましたが、災害対応の機微よくお分かりで、ここを突けばこうなるよ的なアドバイスも頂いています。いうなれば行政の弱み、それらを補強するための民の力をいかにして結び付けられるかという切り口のお話はためになるものだと思います。 昼食ご、午後の実技訓練の準備のためのバイタルチェックが行われました。感染予防の見地から救急隊の署員の方が感染予防防具で身を固めてのチェックでした。受講者予定者は全員訓練を受けられることになりました。私たちの訓練は、平時、消防隊員が使う訓練場を使わせていただく体験型の訓練を受けられるところに大きな特徴があります。知識だけではどうにもならない世界です。訓練場に整列後指導いただく隊員の方々と対面整列を行います。 団体行動が必要となるSL活動者が統制された行動をとるには「団体行動訓練」が必要です。号令の下で参加するSLの人が一斉にそろった行動をとれることは。災害時にも通じることだと思い毎回短時間ですが「礼式」という名の下で受講します。 班に分かれて、実際の火炎発生装置を用いた消火訓練、ベランダから階下のベランダへ避難する訓練、そののちに、脱出シューターを使って1階まで滑り降りる訓練、屋内消火栓についての説明、最後は煙中避難訓練を体験します。消火訓練は多くの消防施設でも、水消火器の操作訓練はしますが、やはり実物の火炎に向かっての消火器の操作は焔の持つ熱や、音を感じることができます。 煙の中での避難行動は、一酸化炭素(CO)を吸い込むと非常に危険です。1.3%のCOそ吸った場合には約1分から2分で死に至るとされています。私自身も、昔ある訓練で0.2%程度のCOを吸ってしまい眠気に襲われて同僚が気が付いてくれなければ危なかった体験もしています。安易に初期消火の大切さを言われて、舐めてかかるととんでもないことになります。私たちは消防隊員でもないわけです。一般的には焔が鴨居の高さになってしまったらドアを密閉にして避難することが大切であることも学びました。 最後に整列をして、指導教官、隊員の方に挨拶をして訓練は終了しました。なんだか受講生はたくましくなったような気がしました。  これで、かながわ72期神奈川SL災害救援ボランティア養成(県央・相模原)講座は終わりました。 教場へ戻って、修了式を行いました。今回は、コロナ感染予防のために、小生から修了者へ修了証を交付することを避けました。 代表者の人1名には私が手指の消毒をさせていただき代表で修了証を交付する方式で行いましたが、他の人については、消毒済みのテーブルの上に並べて、本人の名前を呼んで前に出ていただき各自が自分の手で取ってゆく方法をとりました。(五輪のメダル交付になってたわけではありません) おそらく受講性の方々は、「なんで大げさなことを・・・」と思われた方もいたと思います。感染予防という行動はこのような細心の気配りが必要であることです。記憶に残っていただければ幸いです。  本日の修了者の方はこれから、各地のSLネットワークに所属して活動をされることを期待しています。 そして、私たちは「ボランティア活動者」であり、「できることを、できるときに、できるだけ」の気持ちを忘れずに活動を続けて欲しいと願っています。  3日間私たちの講座開催について協力・支援いただきました地元座間市消防本部並びに座間消防署部隊の方、ざま災害ボランティアネットワークのメンバーの方、神奈川県暮らし安全防災局、SL事務局の方々に感謝を申し上げあげます。 次回の養成講座は、2022年2月11日から13日の連続講座で実施する予定です。ぜひ数多くの市民の方に受講していただければと思っています。
厚木社会福祉協議会 災害救援ボランティアセンター運営スタッフ養成講座をしました
SL講座・訓練 · 2020/02/22
 2月22日。厚木社協様からの依頼で公社SL災害ボランティアネットワークの受託事業である「厚木社協災害救援ボランティアセンター運営スタッフ養成講座」を行わせていただきました。  これで、座間市、愛川町、清川村、大和市、厚木市と県央域の3市1町1村のVCの養成講座を展開することが出来ました。...
SL講座・訓練 · 2018/08/13
第1回の「災害救援ボランティア講座・県央・相模原講座」は、予定通り8月4日・5日・12日の三日間にわたって開催され事故もなく無事に終えることができました。この講習を修了すると、「セーフティー・リーダー(通称:SLと呼びます)」になることになります。...
SL講座・訓練 · 2016/02/21
 座間市社会福祉協議会と、ざま災害ボランティアネットワーク(ZSVN)との共催で開催してまいりました27年度の「災害救援ボランティア講座」の三回目の科目は「復興地に生きる」というテーマで、宮城県女川町で、震災のその日から家族を守り、近所の人々を守りながら子供、高齢者とともに約5年の間ボランティア活動者として活動されている「ゆめハウス」を主宰している八木純子さんをお招きしました。発災から今日までの日々の活動と、5年間に感じたことがらをお話をいただきました。  ZSVNと八木純子さんとの出会いは「たい焼き」でした。 震災から1年半、2012年秋のことでした。女川は寒さが忍び寄っていました。 女川の高校の下の道路のわきのコンテナハウスの中で、八木さんが、生活の基盤を失ってしまった高齢者に生きる力を甦らそうと始めた古布を材料にした「布草履」を作り女川町を訪れる方々へ販売を始めました。 支援者の力もあり、各地で始まった復興祭りの会場にも出荷が始まりようやく笑顔が戻り始めました。そこで、八木さんは、分断された人のつながりを何とか再構築しようということから、女川町から姿を消してしまった「お菓子」でお茶のみ場を作ろうと考えていた時に、ご縁があって被災地で「たい焼き」を通じて地元に元気を差し上げる活動をしていた私たちZSVNと出会ったのです。 八木さんのお話を伺って、私たちの力がお役に立つのならばとたい焼きの機器一式をお貸しし、材料の手配や、技術の指導をさせていただきました。八木さんのお母さまや、仲間のばあちゃんに秘伝の技を伝授しました。 また、布草履の材料となる古着Tシャツを、座間でたい焼き活動する中で回収の作業も始め、社協さんを通じて提供をさせていただきました。  次に八木さんが、取り組まれた、ご実家のあった女川町高白浜の開墾作業にも中高生ボランティアを3年間にわたって参加させていただきました。 正直言って、津波被害で28戸の集落がすべて流されてしまった高白浜に連れて行っていただいたときに本当にできるのだろうかと思いました。その入り江で唯一残った高台の作業小屋を拝見した時に…半信半疑でした。  その後、仲間を連れて、チェーンソーで木の根を切り、手作業で掘り起こす作業や大きな岩石を、大型のバールを使い、移動には鉄パイプのコロを使って畑つくりの作業の基礎部分のほんの一部を担当させていただきました。 その後、2013年夏から2015年の夏にかけて毎年子供たちは交代しながらも参加し続けてくれました。その子供たちが、2014年の夏にお伺いした時、バスを降りるなり「畑・・・・っ」と叫びながら飛び込んで行った姿は忘れることができません。 お伺いするたびに、たい焼きの焼成レベルは上がりました。ばあちゃんたちの手(技)と支援者の方々の力によって女川の名産品であるサンマをイメージした、「サンマhaたい焼き」(現在は改姓して「さんまな焼き」)に進化し商品として定着するまでに至りました。 私たちも、技術を移転した責任もありますので、衛生管理、原価管理、製品品質などのチェックを定期的にさせていただいています。  さらに、移動販売車の提供も受けて今では、横浜山下公園まで進出するまでになりました。そして、何よりもうれしいのは、次代を担う若者がその作業に従事していることなのです。 私たちの支援がすべてではありません。八木さんが、日々コツコツと築いた人脈が今の施設へと進化したのだと思っています。  私たちは、福島でも岩手でもそして、女川や石巻でも黒子で活動することを目指しています。被災地・復興地では支援活動をやっているぞということは、できる限り出さないように活動しています。座間では支援金をいただくためにも露出度は高めています。おかげさまで、たくさんの方々にたい焼きをお買い上げいただきそのお金でお手伝いを続けることができています。  その意味でも、いつか座間市でも八木さんの、今までの活動について知っていただく場を作ろうと考えていました。最近の八木さんは、お忙しくなり座間へ来るスケジュールをいただくのも大変になってきましたが、5年目を迎える前にと思いこの講座の一つの課目として設定させていただきました。  講演の内容は、災害というものがいかに大変なものなのか、これだけ津波の体験を繰り返してきた三陸でも、その教訓が生かされてこなかったこと、災害時に苦労したことなどについて、被災者の一人として生活感あふれる内容を話していただきました。  私たちの活動の中でも、約5年間の東北北関東での活動や、20余年前の阪神淡路での教訓を話してきましたし、それを疑似体験できる講座も行ってきました。しかし、5年間にわたって、様々な支援をいただきながら生活復旧・再建・復興の活動を実践してきた方の「言葉」や「思い」は受講者の胸の中にストレートに伝わったようです。  3月11日で5年を迎えます。この5年を転機に、復興地、被災地の様子はあらゆる場面で大きく変化することが予想されます。 比較的、復興の優等生といわれている女川町でも、住宅の再建は進みません。まだまだ多くの方々が仮設住宅で生活をしています。住宅を失い、自宅の再建をあきらめた高齢者の方は、生まれて初めて「家賃」を支払う生活が待っています。わずかな、年金の中から仕事の場もない中で生活の最も大事な住居に対してこのような壁で苦労されていることは意外と知られていません。 都市部の方には当たり前だよ・・・と思われることも、地域によってはこのような生活障がいが出ています。  八木さんはこのような生活再建で困難な状況に陥らないように高齢者の仕事を創造することも考えています。助成金は打ち切られたり厳しくなることは事実です。すでに、先行きの目標を失ったNPOが解散し始めています。 この情勢下で地域の「困り人」をどのように支えてゆくのか・・・八木さんは講演の中で話されていました。 どうか「お金が動くようにしてください。皆さんが、東北へ来ていただき、観光で動いていただければお金が動きます。これによって生産が起きます。雇用ができます」・・・・まさしくその通りです。発災直後から活動してきたZSVNの活動も、たい焼きを通じて地域のお店に活気を出していただくものなのです。  参加者の方々からは、本当に良いお話を聞くことができた。女川町のことを調べて遊びに行きたい。この講座を通じてツアーを考えて欲しいなどの声をいただくことができました。ありがとうございます。  私たちは、この話を「良い話を聞いた」ということだけではなく、おそらくそう長くないうちに座間市にも来襲する首都直下大規模地震への備えとして生かして欲しいのです。八木さんのお話の中には私たちが、今すぐにやらなければならないヒントが満ち溢れていました。どうか「行動」に移してください。行動が伴わない「良い感想」は、「昨日の続きを生きている」だけであることをもう一度考えてください。 八木さん お忙しい中遠路お運びいただきありがとうございました。私たちもこれからも身の丈のお手伝いを続けさせていただきます。
SL講座・訓練 · 2016/02/08
2月7日 今週から毎日曜日3回シリーズで「災害救援ボランティア講座」が始まりました。初日は15名の受講者が参加してくださいました。...
SL講座・訓練 · 2015/02/24
2月8日、15日、22日・・・毎週日曜日 全3回 座間市社会福祉協議会の主催の「災害救援ボランティア講座」が終わりました。参加された市民の皆さんご苦労様でした。 この講座は、座間市に災害が起きてしまった時を考えた時のことをイメージして組み立てた新しい講座でした。...
SL講座・訓練 · 2013/10/18
10月18日~19日神奈川県茅ケ崎市柳島キャンプ場で、災害救援ボランティア推進委員会の応急部会を中心とした、神奈川県内セーフティーリーダー(SL)の交流会とスキルアップinstructionの研修を行いました。集まってくださったSLは、今回の幹事役をお願いしました茅ケ崎の水島SLとざま災害ボランティアネットワークの活動から広がった仲間たちが中心でした。...